ホームレスのおじさんたちが優しかったという話
どうも!!とくりかです😄
だんだんと朝晩がヒンヤリしてきました。
淡路島は、昼間がけっこう暑くなり、朝晩との気温差が激しくて、カリフォルニアみたいな感じです。
でも、この季節の空気感が好き😆💕
土日は7時すぎても起きてこなかった次女。
月曜の朝は起きれるのか?と思っていましたが、普通に目覚ましなしでも6時ごろには起きて準備をし、6時半に目覚ましをかけていたお母ちゃんを、6時29分にご丁寧に起こしてくれました(笑)
目覚ましなしでよく起きれるな…?
次女の体内時計のすごさにオドロキのお母ちゃんです…😱
さて、私が若かりしころの話なんですけど、ふと思い出すことがちょくちょくありましてね。その話をちょっと🤭
あれはたしか、私が19か20歳くらいのことだったかなぁ〜
あのころは、ちょっと精神的にダウンしていた時期でした。
いろいろあって、実家を出て、寮のようなところでお世話になっていましてね。
年上のお姉さんたちと共同生活をしておりました。
みんなとっても親切で本当に良くしてもらいました。
でも、精神的にダウンしていた私は、長い時間他人とすごすことに疲れてしまうところがあって、
ひとりになりたいときに、よく多摩川の土手にぷら〜っと行ってぼーっとしていました。
ある日、いつものように多摩川に行きました。しばらくぼーっとして、ふらふら歩いていたら、ひとりのおじさんに声をかけられました。
なんて声をかけられたかまでははっきり覚えていないんですけど、
「お姉ちゃん、よく多摩川来んの?」
って感じのことだったと思います。
で、いろいろしゃべってたら、
「お姉ちゃん、ここ(多摩川)鮎が釣れんだよ!!さっきまで仲間と釣ってたんだ。見るか?鮎っていいにおいがするんだぞ〜」
って言われて、
小さい鮎が20匹くらい入ったビニール袋を見せてもらいました。
で、そのお仲間たちとお茶飲んでんだけど、お姉ちゃんも来なよ!!ってなって、
行ってみたら、お仲間たちというのはダンボールのお家に住んでいる、ホームレスのおじさんたちだった。
ブルーシートを敷いて、輪になっておしゃべりしているおじさんたちの輪に、
入れてもらった。
6人くらいいたかな。缶の紅茶花伝をもらった。
ホームレスのおじさんて、お金持ってるんだな〜って、思った。
猫も飼ってた。
缶詰の猫のエサもちゃんとあった。
私としては、はじめて触れるホームレスのおじさんたちの世界。面白いことがたくさんだった。
突然携帯音が鳴った。
ホームレスのおじさんて、携帯持ってるんだな…って思ったけど、どうやらこの人はホームレスではなさそう。仲良しのお友達のようだ。
その人にかかってきたのは、会話を聞いていると、どうやら借金取りから。
電話を切ったあとその人が言った。
「お姉ちゃん、世間は冷たいよ〜」と。
でも、おじさんたちの輪はとっても楽しそうだった。飾らなくて、ただ生きて、仲間と楽しくすごしているおじさんたちの姿は、あの当時の私にはなんか居心地が良かったなぁ…
帰り際、あの最初に声をかけてきたおじさんが、
「お姉ちゃん、鮎持って帰んなよ!」
って、おじさんたちが釣った鮎を全部くれた。
おじさんたちの夕飯にしようとしてたやつなんじゃないのか…?
「え!!いいんですか〜?」😳😳
「いいよ!いいよ!持ってけよ〜!!」とお仲間たちも。
で、戸惑いながらもありがたくいただいて帰りました。
帰ってから多摩川の鮎をさばいて食べました。
そのお味は…
多摩川の味🤣🤣🤣
でも、お茶までごちそうになって、おじさんたちの夕飯になるはずであっただろう鮎までもらって…
有り余っているものの中からもらったわけじゃない…
なんか、おじさんたちの豊かな心に触れた感じがして…
精神的にダウンしていた私には、なんか貴重な経験でした。
が、帰ってそのことを同居人のお姉さまに話したら、
「危ないでしょ!!😠」
と怒られました😅ハハハ…
と、言うわけで、ホームレスのおじさんたちが優しかったという、とくりか若かりしころの思い出話でした🤣
(当時は、ボロボロのジーンズに上ジャージの便所サンダルにボサボサのショートカットヘアーだったので、おじさんたちは仲間だと思ったのかも 笑)
今日も読んでくださってありがとうございます😁👍